伊東ゆうオフィシャルサイト
警察庁のデータが示す通り、万引きの認知件数は1997年以降、年間10万件以上と高止まりが続いています。これは毎日全国で300件以上の被害が警察に認知されている計算ですが、未発覚の被害を含めればほんの氷山の一角に過ぎません。
特に近年は、人手不足や人的コスト削減に伴う「セルフレジ」の導入普及による防犯の盲点や、経済的不安・生活困窮を背景とした人の万引き増加など、社会構造の変化に伴い現場の被害はより複雑化・深刻化しています。
「うちは大丈夫」「昔ながらの見回りだけで防げる」という段階は過ぎました。だからこそ今、店舗の利益を守るために時代に合わせた「基本8原則」の再徹底と仕組み作りが不可欠なのです。
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| 区分\年次 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 認知件数 (件) | 140,002 | 146,308 | 158,020 | 153,972 | 147,113 | 141,915 | 145,429 | 149,892 | 148,371 | 141,564 |
| 検挙件数 (件) | 101,445 | 106,925 | 114,465 | 115,636 | 110,723 | 105,774 | 105,986 | 108,802 | 107,684 | 104,516 |
| 検挙人員 (人) | 100,849 | 105,792 | 112,783 | 113,953 | 107,123 | 102,504 | 101,504 | 105,228 | 104,804 | 101,340 |
| 検挙率 (%) | 72.5 | 73.1 | 72.4 | 75.1 | 75.3 | 74.5 | 72.9 | 72.6 | 72.6 | 73.8 |
出典:警察白書(警察庁)
香川・奈良・高知・愛媛・岩手の各県警のご協力のもと、店舗での効果的な万引き対応に関わる調査を実施したところ、調査に参加した店舗ではきちんと警察に通報しており、声かけが万引きを防ぐのに有効であることが分かりました。
さらに万引き防止対策をすると、売り上げ・来店者数が増加していることも分かりました。
摘発に重きを置くのではなく、犯行を未遂にするチャンスを与えて、地域住民を犯罪者に仕立て上げることなく改心させたい。
「店内声かけ」の発想は、そうした考えから生まれました。日々の挨拶や積極的な声かけは、防犯力や販売力を高めるばかりか、未成年者の非行防止や、高齢者万引きの大きな要因される寂寥感の解消にも役立ちます。
万引き犯の多くは商圏地域の住民であり、元々は大切なお客様だったはずです。
万引き犯罪を取り巻く悪循環を断ち切る為にも、ただ捕まえて警察に引き渡すのではなく、積極的な店内声かけを実施することで犯行を未然に防ぎ、通常客への回帰を図るべきだと考えます。
セルフレジを18台導入した後、セルフレジ不正が相次ぎ、万引き被害が35倍に跳ね上がってしまったことから防止対策をお願いしました。
伊東さんのセミナー受講後、eラーニングシステムを活用して従業員に対する防犯教育を実施したところ、現場のアテンダントやサポーターの動きが大きく変わりました。
結果として被害は激減。現在は不正を見かけること自体が少なくなり、セルフレジ導入前の商品ロス率を下回る数値で安定しています。
万引き対策として保安員を派遣していただいたところ、多数の常習者が摘発され、被害が落ち着きました。
出勤日数に対する1か月あたりの捕捉率が200%(1日あたり複数の捕捉)を超えることも珍しくなく、稼働いただくたびに確実な成果があって驚かされます。
毎月の売上に対して0.7%前後を推移していた商品ロス率は、およそ1年で0.2%台にまで回復。現在はeラーニングシステムも活用し、売場従業員全体の防犯力向上に努めています。